葉酸を摂ると良いことたくさん

葉酸について知りましょう。

葉酸が不足するとどうなるのか

葉酸に多くの効果や効能があるため、摂取量が足りなくなると様々な弊害が表れます。

粘膜の炎症

葉酸は、細胞の核である核酸を生成する際に必要な成分であり、細胞の増殖や分裂・修復を促進させる効能があります。
体の粘膜部分には細胞が多く集まっており、代謝も活発であることから、葉酸と密接に関わっています。
そのため葉酸が不足すると、粘膜は炎症を起こしやすくなります。
口腔内なら口内炎、消化管であれば胃潰瘍や、腹痛、下痢などの症状が表れるのです。
葉酸を十分に摂取すれば、新鮮な細胞が常に作り出され、炎症も治まります。

悪性貧血

葉酸は造血ビタミンとも呼ばれ、赤血球の生成を促進させることで、血を増やす役割を持っています。
しかし葉酸不足になると赤血球が必要量生成されなくなる上、せっかく作られた赤血球も肥大化した不格好なものになります。
肥大化した赤血球は、通常通りに体へと酸素を運搬することが出来なくなります。
すると次第に体は酸欠へと陥り、悪性貧血を引き起こすのです。
悪性貧血は、巨赤芽球性貧血(きょけつがきゅうせいひんけつ)とも呼ばれ、葉酸欠乏症の一種です。
貧血は鉄分が不足して発症することが多いですが、悪性貧血は酸素が不足することで、結果的に貧血と同様の症状が表れている状態です。
悪性貧血の症状としては眩暈や立ちくらみ・頭痛・手足の痺れ・気分の落ち込み・脱力感などが挙げられ、心身に大きな負荷がかかります。

赤ん坊への影響

妊娠中や妊活中の女性は、葉酸不足をできる限り避ける必要があります。
葉酸は細胞の生成や分裂に必要な物質です。
お腹の中の赤ん坊は細胞を作り、分裂させ、増殖することで大きく成長していくのですから、必ず葉酸が必要になるのです。
また、新生児がもって生まれてくる可能性のある先天性の障害に神経管閉鎖障害というものがあります。
神経管閉鎖障害は脳や脊髄の障害であり、神経管の形成に問題があると引き起こされます。
妊娠の初期段階から葉酸を摂取し、細胞の生成を促すことで神経管閉鎖症のリスクは7割ほど減らせるとされています。
しかし葉酸の不足が続けば、こういった障害を発生させるリスクが高まってしまうのです。