葉酸を摂ると良いことたくさん

葉酸について知りましょう。

動脈硬化予防に葉酸を摂ろう

動脈硬化を予防するには、葉酸の摂取が効果的です。
複数のアミノ酸によって構成されているタンパク質は、人の体が造られるのに欠かせない成分です。
このタンパク質が代謝される際、アミノ酸の一種であるメチオニンが生成されます。
メチオニンは肝臓でホモシステインというアミノ酸に組み替えられますが、またさらにホモシステインに…というサイクルを繰り返します。
この中で、ホモシステインの一部は皮膚の材料としてサイクルを外れ、また一部は尿として体外に排出されます。
上記のサイクルと排出のバランスが崩れると、肝臓内に過剰なホモシステインが蓄積され、血液中へと流れ出していきます。
そしてそれが動脈硬化の原因となるのです。

血液中に流れたホモシステインは、血管の一番内側にある内皮細胞に作用します。
内皮細胞は血液の凝固を防ぐ・血管を広げるなどして動脈硬化を防ぎますが、ホモシステインはその働きを妨げるのです。
すると次に、悪玉コレステロールと結合したホモシステインが、内皮細胞の中に入り込みます。
結合したホモシステインと悪玉コレステロールは酸化が容易であり、活性酸素によって酸化させられていきます。
この酸化したホモシステインを除去するために、白血球であるマクロファージもまた血管の中へと入り込むのです。
マクロファージはホモシステインを捕食すると役目を終えてやがて死にますが、そのまま血管の中に沈着してしまいます。
すると血管が狭まり、血流が妨げられ、動脈硬化が引き起こされるのです。

この動脈硬化の原因になるホモシステインを、肝臓でメチオニンに組み替える際、必須になる成分が葉酸なのです。
葉酸が不足するとメチオニンへの返還サイクルが滞り、過剰なホモシステインが肝臓から血中に流れ込む原因になります。

またホモシステインとメチオニンの返還サイクルには、葉酸だけでなく、ビタミンB6・ビタミンB12も必ず必要になります。
葉酸の摂取で動脈硬化を予防するためには、他のビタミンB群の摂取も気にかける必要があります。
葉酸とビタミンをバランスよく体内に取り込むことで、効果的に動脈硬化対策を行うことが出来るのです。